水虫菌「トリコフィトン・トンズランス」感染症って知っていますか?
新登場の名前の白癬菌が悪さをするものです。トンズランスなんて名前からしてイヤな感じです。御茶ノ水の順天堂大学医院で都内の女子中学生のかかった事例が報告されています。
症状は、直径2センチほどの赤い斑点が、おなかや太ももにいくつも広がったとのこと。
夏休みに、この水虫菌の治療中だった高校柔道部員のいとこ宅に滞在し、畳などを介して感染したようです。
実は、日テレのミヤネ屋でOAして初めて知りました。
最近では、爪水虫も社会進出も遂げていますが、新顔のミズムシは足ではなく体や頭部に感染しやすいようです。しかも通常の水虫菌に比べ、症状は目立ちにくいが、非常に感染力が強いというやはりイヤなヤツです。日本にはあまりいなかったようなのですが、南米から輸入されてしまったようです。
柔道やレスリングなど身体が触れ合い、すり傷もできやすい格闘技をやる人は要注意!
強い菌なので家庭内でも感染が広がることも考えられます。
医師が湿疹などと誤診して炎症を抑えるステロイド剤で症状を悪化させる場合もあるようです。
頭部の場合は、ふけやかさぶたができるたり、重い場合は頭皮が盛り上がり、うみが出て毛が抜ける。(ぞ〜とします。)
放置すると、治りにくくなり目立った症状が消えても、菌は毛穴の中で隠れて生き、感染源となることもあるようです。
頭部は、菌が少ない場合は抗真菌剤入りシャンプー(コラージュ)で洗髪すると良いとのこと。